「マーケティングとは」~6大経営資源と5C分析でマーケティングにおける戦略的思考を磨く~

マーケティングとは」~6大経営資源と5C分析でマーケティングにおける戦略的思考を磨く~

 

f:id:rkaientai:20180516224020j:plain

 

戦略的思考の必要性

 マーケティング戦略というだけあって、優れたマーケターに必要なものは戦略的思考であるといえます。戦略的に頭を使うことに慣れていくことは、良いマーケターになるためだけでなく、良い営業マンや仕事のできる人間になるための第一歩です。戦略的思考を養うことができれば仕事の成果が飛躍的に上がり、仕事における説得力が激増することでしょう。

物事の優先順序を素早く判断し、時間の使い方が大きく改善されます。また、説得力の増大によって「なるほど」と思わせる話し方ができるようになります。前回の記事でも述べたように、マーケターは会社を良い方向へ引っ張っていく存在でなくてはなりません。経営者とはまた異なるリーダーなのです。そのための思考訓練です。

 


 

リソース(経営資源)とは 

ランチェスター戦略でも触れますが経営戦略を立てる際に考慮すべき「経営資源」というものがあります。では、「経営資源」とはなんなのか?それは主に以下の6つです。

1. ヒト

2. モノ

3. カネ

4. 情報

5. 時間

6. 知的財産

以上6つを6大経営資源と呼びます。覚えておきましょう。6つ目の知的財産は特許と思いがちで、そんなものはないと思ってしまう経営者の方もいるようですが、これに関しては「自社ブランド」と考えましょう。特許を利用した経営戦略、通称「知財戦略」についてはまた後日。

さて、この経営資源は経営者もしくはマーケターの裁量でそれぞれのウェイトが増減します。どこに力を入れ、どこをそこそこにするのか、要は経営資源の「集中」というものです。このバランスを鑑みて会社の進むべき戦略をつかんでいく必要があります。マーケターの仕事というのは軍師と同じで会社の生き死にがかかっており、本当に重要なのです。戦国時代の軍師、武田信玄は「使えない人間などいない。臆病者は偵察部隊に使うと良い。勇者を偵察に向かわせると敵を過小評価ばかりする。偵察には臆病者の方が優れている。」と述べたそうです。貴重な(人的)資源を余すことなく使い切るというマネジメントは見習わなくてはなりません。

また、資源の戦略的使途においては「選択」と「集中」の判断が重要です。ランチェスター戦略と併せて考えてみてください。

 


5C分析で市場構造を味方につける

 戦況分析に必要なことは「市場構造」をよく理解して、それを味方につけることです。市場構造に逆らったり、変に奇をてらったりしては失敗の確立が高くなるだけです。そんなことは避けたいので市場構造の流れにのっとった戦略をマーケターは考えなくてはなりません。そのための5Cを紹介します。

 

Company (自社)

 自社の全体戦略、能力、特徴、経営資源の量を理解すること

 

Consumer (消費者)

 消費者の数と要求、心理的な部分を理解すること

 

Customer (中間顧客)

 協力会社である取引先の能力、特徴を理解すること

 

Competitor (競合他社)

 競合他社の把握・分析と、自社の強みがかぶっていないか

 

 

Community (地域性)

  地域社会がビジネスに与える様々な外的要因を理解すること

 

以上、5つの「C」を覚えておきましょう。これらは自分でどうこうできる問題でもないため、なおのこと理解に努める必要があります。

 

マーケターとして生き残るには

日本経済のバブルがはじけて30年近くが経ちました。モノを作れば売れる、といった時代もはるか昔でマーケット(市場)は絶えず変化しています。株価も少しは上昇しましたが、それでもまだまだ消費は落ち込んでいるため、消費者の財布のひもがどこで緩むのか、どうすれば開くことができるのかを考えなくてはなりません。マーケターは会社を生き残らせるための「戦略」を用意しなくてはなりません。また海外、とくにアジア圏では孫正義氏レベルの経営者がゴロゴロいるといいます。日本も負けるわけにはいきませんので、まずは自身が最強のマーケターを目指しましょう。