あなたの会社の残業時間・残業代は適正か?本当に良い会社の「ノー残業手当」とは

あなたの会社の残業時間・残業代は適正か?本当に良い会社の「ノー残業手当」とは

 

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労働基準法違反などにより過労死やさまざまなハラスメントへ発展し、日々暗いニュースが流れています。昔のようなパワー経営が通用しなくなった今、日本の経済を担う大企業や中・小企業の在り方が問われ始めています。

 

過度な残業が問題視される昨今で、なかなか具体的な打開策がないかのように思われます。違法な労働環境に苦しむ人々が多いなかで、今回は雇用主側の立場からひとつ考えてみます。

 

株式会社はるやまホールディングスという会社をご存知でしょうか?この企業が考案した残業軽減のための取り組みが日経電子版の記事に掲載されていました。とても良いアイデアであるため紹介させていただきます。

 

はるやまホールディングスはビジネスウェアやビジネス関連用品の販売をを中心に全国でチェーン展開しています。岡山県岡山市に本社を構えるこの企業はスーツ・フォーマル・カジュアル・レディースまで幅広いライフスタイルをお客様に提案しています。

 

ノー残業手当

ノー残業手当」という制度を考案したそうです。残業時間0の社員でも月に約10時間分の残業代を支払う制度を設けることで、会社全体の無駄な残業時間をなくして定時退社を促す狙いがあります。残業0を目指す会社が増えてきた現在において、このアイデアは一歩先へ抜きんでたのではないでしょうか。

約10時間分の残業代とは、つまり一人当たり約1万5千円で、当然その時間以上の残業が発生すればその分も支払われるとのことです。

 

スーツ業界も競争が激しいようですが、はるやまホールディングスさんは競合他社のように外食やサービス業など多角化には走りません。2代目経営者となる治山正史社長は日本のスーツ文化は根強いものでまだまだ深いとみているようです。

多様性が求められるようになってきた現代企業のなかで、未だ集中した経営戦略を立てているのはすごいことです。

 

ちなみにこの会社、

 

資本金39億9136万円、

 

グループ売上高559億円(平成29年3月期)

 

というビッグ企業です。1,500人近い従業員のプライベートを守るために本制度の採用に踏み切ったわけですが、ここまでしてくれるところはなかなかないのでは・・・

「ストレス対策スーツ」などをはじめとした健康商品が好調で、抗菌・消臭機能を持つノーアイロンシャツも人気で増収へとつながっています。

 

この様に会社の背景というものを見ると、手に取る商品もまた違って見えてきます。これがきっと「信用」というものなのでしょう。