2つの努力で3か月後の資金繰りをコントロール!資金繰り完全改善策!!

 2つの努力で3か月後の資金繰りをコントロール!資金繰り完全改善策!!

 

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○ 資金繰りの基本

事業を経営する  =  お金を廻す

つまりは上記のように言い換えることができ、それをひっくるめて資金繰りと言います。経理が資金の動向の結果であれば、資金繰りとは資金の先読みをすることが重要です。

 

月次資金繰表

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多くの企業がつけている月次資金繰表というものがあります。当月の資金の動きの確認と反省を行い、そこから次月の予想をたてるためのものです。経営コンサルのブログなどでは「3カ月先や、半年先の資金の動向をみなくてはならない」とありますが、建設業の収入というものは予測できるほど安定しているとは言い難いため、難しいところがあります。公共事業などの長期工事が多い企業であれば、半年先の予定も十分にたてることができるので是非とも活用するべきです。一番のメリットは資金不足の懸念が事前にわかるということですね。

資金繰表作成のためには同時に月次決算を行う必要があります。決算は年に一度と思っている経営者の方も多いと思いますが、それでは少なすぎです。最低でも四半期毎、できれば毎月、多い人であれば毎週にもなるし、大企業であれば毎日決算を行っているところもあるくらいです。要は経営者がどれだけ「今」の資金を把握していたいか、という問題なのです。資金繰りは経営者にとって最も重要な仕事です。現場にでることよりも大切であるため、是非記入していただきたいと思います。

税理士に頼めば、月々の顧問料の内で決算まで行ってもらえるはずです。

 

固定費管理表

下図が固定費管理表です。f:id:rkaientai:20180224054723j:plain

知人に依頼して共同で何パターンかの作成を試みたものですが、結局このようにシンプルで解りやすいものに行き着きました。これくらいであれば自作できる方も多いでしょう。私自身は枠組みだけのまま印刷し、手で書き込むようにして利用しています。主に毎月の固定費を記載しておくもので、「○日に~の引き落とし、もしくは支払がある」というものを一目でわかるようにしておきます。そして実際の支出金額と支払済みと分かるようなチェックを入れていきましょう。

 

 

 

変動費にあたる、その日その日に支出したもの(消耗品費や急遽必要になったもの)は現金出納帳で管理すれば大丈夫です。

日次資金繰は主に固定費だけの管理で良いです。あとの変動費にあたるものは現金出納帳で管理していけば大丈夫。この表のメリットは固定費の総額が一目でわかることです。限界利益から固定費を差し引いた分だけ営業利益となります。そのため手元に多くの現金を残すには、企業として経費削減固定費圧縮という2つの努力が肝要になります。この日次資金繰表は、経営者が常々見ながら1つでも多くの固定費を減らしていく途を探ることが一番の目的なのです。