今も昔も最強の戦略「孫子の兵法」から学ぶ経営戦略

今も昔も最強の戦略、孫子の兵法

 

f:id:rkaientai:20180311000218j:plain

 

今回は孫子の兵法についてです。孫子の兵法をご存知の方にはおさらいしていただき、そうでない方にはその素晴らしさを知ってもらいたいと思います。

 

現在では経営戦略の基本的な考え方として応用されています。奥が深いというよりは広く応用が利く原則という感じです。そのため誰もが取り入れやすいし、馴染みやすくあります。一見当たり前の事のように感じるものもありますが、だからこその原則であるわけです。孫子の兵法から多くを学び、立派な現代の軍師になりましょう。

 

孫子の兵法とは

  

 

百戦百勝は善の善なるものに非ず  戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり

「100回戦って100回勝ったとしてもそれは最善の策とは言えない。戦わずに敵を屈服させることこそが最善の策である。」ということです。

 

100回勝っても戦っているうちに自社の体力、組織力経営資源や資産を食いつぶしていてはいつか負けてしまいます。負けることはもちろんダメですが、それどころか勝って自信が擦り減ることもダメです。戦わずして勝つ途を探ることが最善であるということです。

 

 

少なければ、則ちよくこれを逃れ、若からざれば、則ちよくこれを避く

「劣勢の兵力なら退却し、勝算がなければ戦わない。」ということ。
 
マーケット内で勝ち目の薄い同業他社と共存するためには一旦逃げるか、傘下に入り、協力者となって生き残りを図り、勝算がなければ戦わないこと。ここで肝心なことは「生き残りを図る」ことである。M&Aや大手企業の傘下に入ることはつまり負けではないのか、と思うことよりも生き残り再起を図ることを最優先させる考えが必要である。
 
 
「戦争とは所詮、だましあいに過ぎない。」ということ。  
                                                          できるのにできないふりをし、必要なのに不必要だと見せかける。自社の意図を悟らせないように立ち回り、小さく弱い存在に見せておく。競合他社に戦う素振りを見せずに臨機応変に動き回り出し抜く機会を伺う。よくある事例として、自社を大きく強く見せようと誇張している経営者が多くいる。これは相手にばれない限りは大きな効果を発揮するが、それが嘘だと見抜かれた時のリスクは大きく、使い勝手の悪い戦略であるといえる。
 
 
彼を知り、己を知れば、百戦してあやうからず
「彼を知り、己を知るならば、絶対に敗れる気づかいはない。」ということ。 
                                              弱者が生き残るための大原則「勝てるところで戦う」ことを忘れずに戦略を立てなくてはならない。何で勝つか、どこで勝つか、いつ勝つか、どのようにして勝つか。情報をもとに敵を知り、自身の身の丈を知ることができれば絶対に負けることはない。
 
 
兵は拙速を聞くも、いまだ功の久しきをみざるなり
「短期決戦に出て成功した例は聞いても、長期戦に持ち込んで成功した例は聞かない。」ということ。     
長期戦になればボロボロになった末に負けるか、勝ったとしても第三者に漁夫の利を奪われてしまう可能性がある。例えば20日間で終える事が出来る仕事を19日間で終えたとすると5%の原価圧縮となり、利益に膨らみが出る。
注意すべきは「拙速」という言葉の解釈。成功の可能性が五分で一か八かの賭けに出ることや、準備不足でもチャンスと見れば突き進むといった無謀な戦略を敢行することは間違いである。決戦に挑むタイミングは十分に見極めなくてはならない。いかに短期決戦で勝てる条件を重層的に構築していくかがカギとなる。
着手するまでは慎重に判断し、いざ着工したら短期で竣工することが一番の利益への途である。
 
 
 
ひとまずこのくらいですが、まだまだたくさんの兵法があります。気になる人は孫氏の兵法の本を読み、自分なりの解釈をしてみてください。


にほんブログ村