赤字の状態は貧血と同じ!資金繰りに最も効率的な2つの方法

会社が赤字の状態は貧血と同じ!最も効率的な2つの方法

 

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赤字の経営で悩んでいる方も多いかとお思います。赤字経営の苦しみは経験した人にしかわからないため、従業員はおろか、家族ですら理解に至らない場合も多く、経営者1人で抱え込んでしまうこともあります。

赤字経営からの脱却を図るためには現状の完璧な把握が必要です。まずはどのような状態にあるのか整理してみましょう。

 

どの程度の赤字であるのか

赤字にも程度があります。まずは債務超過であるのか、まだ債務超過ではないのか、債務超過寸前なのかです。

 

ここ数年赤字続きである場合、すぐに立て直しを図れば取り戻せる範囲です。が、対応が後手後手に回れば赤字はすごいスピードで膨らんでいきます。雪だるま式とまではいいませんが、ペースをあげて膨張していくのが赤字というものです。この時点で具体的な黒字化対策が浮かべば良いのですが、それが浮かばずジリ貧の恐れがある場合は、直ちに資金繰表と月次決算の作成をしましょう。

 

 

資金繰表の作成

零細企業では資金繰表の作成をおこなっていない会社が多数あるようです。資金繰表はその名の通り会社の運営資金のスケジュール表です。過去からの経験をもとに来月、3ヶ月後、半年後を計画しておき、実績と照らし合わせていきます。これを経営者が把握しているかどうかです。気付いた時には資金繰りがショートし、どうしようどうしようと慌てることになります。必ず作成しましょう。

 

資金繰りについて

注意点ですが建設業など一部の業種では、資金繰表の作成が困難です。製造業や卸売業、福祉や幼児教育施設などのように毎月安定した収入の予想ができないためです。建設業の場合は工期を加味して、長期スパンの資金繰表を作成し、毎月の収入予測は、見込みではなく「これだけの収入が必要」というラインを見つけて計画しましょう。

 

月次決算書の作成

決算は1年に一度行えば良いと思っていませんか。それではとても少なすぎます。最低でも月次で決算を行いましょう。

決算とは生きている会社のその瞬間を切り取ったものです。例えば8月31日が決算日であれば、それはただの「8月31日の決算」です、「一年分の決算」というものはありません。その瞬間瞬間を切り取ったものが決算であるため、8月31日の終業間際に買い物などをして経理が動けばそれで決算の内容は変わってしまいます。

決算とは過去の実績です。すでに済んだ経営の通知表であり、それが1年に一回では少なすぎるという理屈も理解いただくことができると思います。

最低でも毎月1度は行いましょう。お金がかかる話ではありますが、税理士の月々の顧問料の内で作成してくれるはずです。

僕は毎月1度でも少ないと思います。ソフトバンク孫正義氏は日次決算をおこなっていたそうです。それくらい経営者にとって重要なもので、赤字対策には最善の手段であるといえます。

 

まずはこの2つ。資金繰表の作成と月次決算書の作成を行いましょう。